セレブリティーミレニアム号が石垣港に初寄港

 5月3日午前11時半からマルタ船籍のセレブリティーミレニアム号の初寄港歓迎セレモニーが開催された。

 この船の航海は、30日に横浜を出発して、高知に寄り、次はそのまま石垣島に入港。明日は台湾基隆に入港。そして横浜に戻るのが7日の早朝。いわば、ほとんどが日本人観光客で、石垣までは国内ツアー。ただ規模が大きく、約2600人の乗客・乗務員を乗せた約9万トンのこのクルーズ船は、この日石垣港の岸壁には大きすぎて接岸できないため、竹富島の沖合で停泊。そこからテンダーボートと、連絡船をつかって石垣島に上陸。上陸したクルーズ船の観光客は、石垣島川平の海をみるなどして、石垣島観光を楽しむことに。

 この日の歓迎セレモニーでは、ニコラウス・クリストドラリス船長とマーク・マクソレイマネージャーへミス八重山から花束を贈呈。漢那石垣市副市長が挨拶に立ちセレブリティーミレニアム号の入港を歓迎した。これに対しニコラウス船長は「このような歓迎セレモニーをしていただきありがとうございます。この船はとても大きく、2600名の乗客と乗務員を合わせると3000人になります。すばらしい景観をもつ島で、乗客・乗務員すべての皆さんが楽しめることを、大いに喜んでいます」と、述べていた。

 昼頃には約1600人がテンダーボートや連絡船で離島ターミナルに入っており、相当数が石垣入りを果たしている模様。

(流杉一行)

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