大雨で道路が冠水

4月26日、八重山地方は大荒れの天候で、石垣島には大雨洪水警報が午前4時26分に発令され、24日16時39分から発令された雷注意報も、継続して発令されている。

 午前11時時点では、西表島にも大雨・雷注意報が発令されており、八重山全体が雨雲に覆われた。

 石垣島の新川、登野城、真栄里などの冠水しやすい場所に雨水が殺到して、多数の道路が冠水。
午前7時30分頃に強風と豪雨でおこった道路冠水は、出勤時間および小中学校生や高校生の登校時間と重なっため、交通は混乱。歩道を走る車も出て、視界の悪い中、所々に発生した冠水の場所を避けて走る車や、立ち往生する車が相次いだ。旧空港に近い宮城産業のGSの交差点では、通行止めを告げるために繰り出した警官が、川のように流れる路上の雨水を前に、交差点に入る車の交通整理をしていた。

 石垣島では、1時間当たりの雨量が98ミリと4月では最高値を、26日午前8時39分時点で記録。新空港が開港して4年経ち、その周辺でまたも冠水だらけの石垣島が再現。島の中心地になる公算が大きいだけに、空港跡地の治水は、早期対策が必要かも。

(流杉一行)

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