学童保育園子どもの家が絵画展

 3月26日午前10時から石垣市民会館展示ホールで学童保育子どもの家による絵画展が開催され、400点以上の作品が展示された。これは、40人ほどの通所者がいる学童保育園こどもの家では、2週間に1度、希望者20名で絵画教室を実施して、子ども達への豊かな情操が育つよう、絵および、ものづくりに取り組んできた。

 今回、月に2度の活動で、仕上げられた子ども達の小さな作品が並べられ、会場に訪れた市民は、さわやかな空気が漂う中で、ひとつひとつの作品に目を通して、作り手の思いを感じ取っていた。

 中には、男子と女子の間を境界線で区切り、男子女子それぞれが街の模型をつくった作品では、そのできあがりのおもしろさが際だっていた。まず、男女の性格的な性差がその街から感じられ、実に面白い展示となっていた。女子が静なら男子は騒がしい動をイメージする光景に仕上がっていて、観ていて楽しい展示となっていた。

 このほか、ステンドグラスや願い事を書いた絵馬など、多彩な制作物が並んで、たのしく子ども達が制作に没頭している様子が目に浮かんでくる。

(流杉一行)

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