沖縄県の新規大卒の就職内定率は、全国に比べて約20%も低く、離職率も全国に比べて高い。大学側にはキャリア教育の推進について課題があり、産業界には次代を担う「求める人材」の確保と育成に課題があるようである。
沖縄型のインターンシップを展開する「うりずんプロジェクト」に市内のうえざと木工さんが登録しており、今年は琉球大学の3年生2名がインターンシップへ来ているという情報を受け、訪ねてみた。
琉球大学は2月17日から春休み期間で、お二人はその休みを利用してインターンシップに参加。
上の写真は折戸の金具取り付け作業をしている石垣望実さん。木工所職員の田澤さんの指導を受け、一緒に参加している入江はるかさんと共に黙々と作業を進める。今回のインターンシップは2月27日~3月9日まで約2週間実施。
お二人へインタビュー。
自分を見つめながら自分のやりたいことを探り、挑戦する行動力のあるお二人。将来の夢について石垣さんは「工業高校の先生になりたいけど今回のインターンシップで気持ちが変わってきた」と心が動いているそうで、入江さんは「ゼミでマーケティングの勉強をしているので何かを生み出す、日々変化のあるクリエイティブな仕事がしたい」と語っていた。
≪石垣望実さん≫ 沖縄本島出身
琉球大学教育学部学校教育養成課程詳小・中学校教科教育コース技術教育専修
≪入江はるかさん≫ 千葉県出身
琉球大学観光産業科学部産業経営学科
石垣さん、入江さん、うえざと木工さん取材のご協力ありがとうございました。
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