石垣で狩猟禁止前の今期最後の共猟

2月11日、沖縄県猟友会石垣支部(支部長安田喜禮)による有害鳥獣駆除の共猟が栄地区で行われ、約70キロのイノシシを含む4頭が駆除された。
この日、午前8時半から集合場所の伊原間漁港に集まった25名の同会メンバーは、沖縄県猟友会石垣支部長安田喜禮氏の挨拶の後、さっそく栄集落のそばの山岳部で周辺農家の畑を荒らすイノシシの駆除にとりかかった。
メンバー25名は、イノシシが現れる山の東側で、人里に下りてくる沢の口へ追い返すように猟犬を平地から放ち、イノシシが犬に追われて出没しそうな場所で待ち伏せた。山側のティラ石と呼ばれる大岩の下で約40キロのもの一頭。また、約70キロの大物も捕獲され、計4頭が駆除。狩猟の禁漁が16日に迫り、猟友会石垣地区が最後に実施する共猟で、この日は豊猟となった。

「イノシシが畑を荒らすために何も作れなくなった」と、嘆く農家が駆除に入った猟友会を激励

駆除された70キロクラスのイノシシ。山から下ろすのに大人数で対処した。共猟ならでは迅速対応。

(流杉一行)

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