フラフェスティバル2023 石垣島で盛り上がる

 10月14日午前9時から石垣島フラフェスティバル2023が石垣市新栄公園で開催され、3部に分かれて34のフラの団体が次々にフラを舞台で展開。衣装の華やかさに加え、ハワイアンミュージックが会場に一日響き渡り、ハワイさながらの豪華な空気観の下で、来場者はフラ世界を楽しんでいた。

 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、香川県、福岡県などの県外からの出演や、沖縄県那覇市、沖縄県北中城村など沖縄本島からも参加。地元4団体も加わり、フラ尽くしの一日となっていた。

 この日は、今年8月13日に起こったマウイ島の山火事では、99人の死者を出す大惨事をまねいて、慰霊の想いから世界平和の鐘を鳴らすなど、追悼の鐘打式も実施。

 石垣市はカウアイ島との姉妹都市締結を1999年に交わしており、マウイ島はハワイ諸島の中心部。カウアイは諸島の北側。
 
 マウイ島の火災の大惨事は、八重山でも起こりえるのは、マウイの大惨事の影響の大きかった台風の風。八重山では台風襲来は多い。最近少ないが干ばつ時に発生する乾燥。
 異常な乾燥化が進むと緑の木々が燃焼材となってしまう。
 もし於茂登山で火災が起これば、まず人が山の中に入って、消火活動など考えられないこと。マウイ島の大惨事は、他人ごとではない。
 ただ、そんなことも忘れて、この日は大勢の人が賑やかなフラに浸った一日といえる。

 (流杉一行)

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