3月13日午前10時から石垣島前勢岳の麓に立つ沖縄県石垣青少年の家で青少年の家まつりが開催された。
コロナ禍でオミクロン株の陽性者が増える中、午前30名、午後30名の計60名の入場制限での開催となり、スタッフのボランティアも制限をしながら、指導員がマンツーマンで指導しながら、19種の遊び体験を楽しんでいた。
サッカーチャレンジゴール、ストラックアウト、フライングデスク、輪投げ、スライム、草すべり、火おこし、コマまわし、ゴムカン、ヨーヨー、けん玉、サトウキビしぼり、八重山星の会コーナー、シャボン玉、一輪車、縄跳び、スラックライン、竹馬、グングルまーせと、多彩な遊びはすべて無料で、親子で楽しむ光景が同施設で広がっていた。
火おこしのコーナーでは、粘り強く挑戦する親子が出て、2組が大きな炎をつくって見せるなどしていた。
サトウキビしぼりでは、母親が見守る中、姉妹でキビを押す役と絞る役を分担して、指導者に介添えして、直に絞りを体験して、たのしい時間を過ごしていた。
会場には八重山星の会のコーナーも設置され、太陽を直に観測できる天体望遠鏡が設置され、黒点を来場者に見せたほか、元来白く飛んでしまう太陽の映像を、高感度な画像処理で太陽の表面の状態がわかる画像を表示して、来場者や周囲のスタッフらを驚かせていた。
最新の画像処理で、素早く太陽の表面の状態を見せることで、亜熱帯の八重山の太陽観測の楽しさも、大人に伝えることを実現。子供だけでなく親の大人も楽しめるまつりになっていた。
(流杉一行)