12月3日午後3時から石垣島製糖株式会社が製糖開始式を開催。2021/2022年期のスタートを告げる開始式で製糖運転計画を発表した。
冒頭、松林豊代表取締役が挨拶に立ち、「台風襲来が2回ほどありましたが、大きな被害もなく順調にさとうきびは育ち、9万1000トンを越える収穫量を予定しています」と、 豊作を見込んでいることを発表していた。
松林氏は、この日9時より圧搾を開始したところ、圧搾タービンの不調から一時止まったことを公表し、老朽化の実情を吐露していた。
今期は、収穫面積は前期に比べて12・3%多い1500ヘクタールで、原料生産は9万1552トンを見込んでおり、砂糖生産量は1万468トンとなる計画を公表。
製糖日数は116日で、製糖終了は3月27日を予定しているとのこと。
開始式のあとは、サトウキビの搬入現場に出て、塩と酒でお清めをしたあと、安全操業を祈願して松林豊石垣島製糖取締役、中山義隆石垣市長、石垣信治JAおきなわ八重山地区本部長がサトウキビの初搬入を実施していた。
(流杉一行)