待望の一般へのワクチン開始7月9日

 6月18日午後4時半から石垣市役所2階庁議室で、石垣市での一般へのワクチン開始の日取りが発表された。

新型コロナワクチンを接種することで、ひとりひとりが新型コロナにかからない抵抗力を持つことで、今の自粛と度重なる緊急事態宣言を回避し、経済活動やイベント、人との接触回避を和らげて、元の暮らしに近づけることが可能となる。

 これは、ファイザー製のワクチンで、2度の接種が必要となる。

 最初の接種では、ワクチンで生まれる抗体は少なく、2度目の接種から本格的な抗体が発生する。

過敏な若い人の間には、若干の症状が軽く出るものの、ウイルス情報を運搬させるメッセンジャーRNAを体に取り入れて、人が持つ抗体抗原現象を利用して、抗体を作り出す。

 この多くの人が待ち望んだ、一般人へのワクチン接種がスタートすることで、いよいよ、新型コロナウイルス騒動の一区切りが近づくこととなる。

 ただ、インド型の変異ウイルスへの対応が心配されているため、予断は許されないが、昨年からの経済の混迷をいかに改善し、再構築するかに今後の焦点は移行することになる。

 一般人の第一回目は7月9日にスタート。なった。

 この日を迎える前に、市民へ、接種券が配られ、第1弾は35歳から64歳、第2弾は19歳から30歳と、2段階に分けて各家庭へ郵送される。

 第1弾の接種券(35歳から64歳)の発送は6月29日、第2弾(19歳から30歳))は7月17日に送られる。

 各家庭へ到着は、第一弾が7月5日。その日から予約が可能で、第2弾が7月20日に各家庭に到着し、即予約ができる。

 会見で石垣市長は、第2弾の接種券送付到着が17日で、第一回接種予約終了が7月29日と、12日間しかないことから、あらかじめの接種日程を空けておくことを勧めていた。

 高齢者(11107人)の接種が82・6%に当たる9175人が今月27日に接種を完了する予定で、残る17・4%はまだ予約も可能で、個別な医院などでの接種も可能という。

 今回、石垣市の高齢者の接種率が高いために、6月25日に4箱(4680回分)が到着予定になっている。

また、国からの20箱(2万3400回分)が分配されることとなって、一般接種への取り組みを早め、8月19日には市内での希望者への接種を完了したいと述べていた。

(流杉一行)

 

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