1月4日、午前9時30分、八重山漁協のセリ場で令和2年の初セリの式典が行われた。
伊良部組合長代理の挨拶がおこなわれたあと、9時40分頃からセリがスタート。
この日、近海の魚やビンナガマグロなど755・1キロの魚が取引された。
従来、土曜は休日だが、この日は石垣市主催の成人式が行われることから、セリ休日を返上しての開催となった。
しかしながら、セリがはじまると、全体に初セリの魚は安値傾向で、昨年10月の消費税10%が景気に与える影響は見逃せず、年末に活況を帯びるはずのところが、例年を下回る営業成績の企業や商店が多く、その分、控えめな値となり、×印のつく魚が続出。
(流杉一行)