沖縄市東の若夏公園で毒性のあるハイイロゴケグモが大量発生。
沖縄市のHPによると、
建設公園課の職員が15日に同公園内の大型遊具に成虫と卵があることを確認し捕獲。
県衛生環境研究所が調べたところ特定外来生物のハイイロゴケグモと断定し、公園内の大型遊具の使用禁止や注意喚起の看板設置などで対応している。
※ハイイロゴケグモは攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。
■ハイイロゴケグモは大きさ約7ミリ~1センチ。
■毒を持つのは雌のみで、攻撃性はないが触るとかまれることがある。
■かまれると、痛みや熱感、かゆみなどの症状が現れる。
◆ゴケグモが生息する場所
日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
室外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。
例)自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置かれた靴の中など
◆咬まれた時の症状
局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫脹が生じます。
通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。
◆咬まれた場合には
咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。
重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください。
◆対処方法
見つけたら素手で捕まえたり、さわらないようにしましょう。
駆除するには市販されている家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)噴霧して駆除することができます。
卵のう(卵が入っている袋)は、外皮に覆われているため殺虫剤が効きにくいのでビニール袋に入れて踏みつぶすなどの物理的な方法があります。