高校生プロジェクトで高校生3人を派遣

 6月に実施されたプレゼンテーション大会最終審査で好成績の高校生3人を、毎年8月に実施している石垣島のPR催事に派遣するための出発式を、7月27日午前10時から石垣市役所庁議室で実施。

 これは、東京渋谷の渋谷ロフトで、石垣市と産官学4者協定を結ぶ産業能率大学の学生らと島の文化を疑似体験できるPRブースを高校生らが手掛けるというもの。

 8月3日から4日、5日の3日間実施され、高校生にとっては日常化している「島の価値」を、東京で島を知らない人々へ発信する役割を担うことになる。

 7月30日から8月1日の間は、全国から集まった高校生らとともに、グループワークやプレゼンテーションを通して、情報の活用や将来設計の能力を身に着ける講義も受ける。

 派遣されるのは、八重山高校3年の上野優祐くん、八重山特別支援学校3年の松山優輝くん、八重山高校3年の小川秀雄くんの3人。

 3人はそれぞれ、抱負を述べて、派遣での体験を楽しみにしていることを述べていた。

 中山義隆石垣市長は、「受験勉強で忙しい時期でもあると思いますが、大きな経験になると思いますので、皆さん、体調に気をつけながら頑張ってきてください」と述べていた。


 
 (流杉一行)

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