イセエビの解禁が8月1日に伸びる

 例年7月1日にイセエビが解禁されてきたが、今年、資源保護の観点から、解禁日が8月1日に延ばされることがわかった。

 これは沖縄海区調整委員会指示による新たな制度のスタートが平成30年4月から施行されており、イセエビだけでなくセミエビも対象で、漁獲資源の持続可能な状況を生み出すためのもの。

 イセエビとセミエビの禁漁期間が4月1日から始まるのはこれまで通りで、それが7月31日まで続くこととなる。

 また体長20センチ以下のイセエビ、セミエビは捕獲禁止で、セミエビに関しては追加で抱卵する個体の採捕が禁止される。

 これまで7月1日に解禁されていたものが、8月1日へ解禁日が変更されたことで、食品の仕入れ業者や、調理師が店で用意するメニューにも影響するはずで、内外への影響が気になるところ。

(流杉一行)

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