5月18日午後4時石垣市役所副市長室へ石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会のメンバー3人(3人の内の共同代表は上原秀政氏と金城哲浩氏)が訪れ、自衛隊配備問題について広く市民との「意見交換」を行う場の設定を求める要請書を、漢那副市長に手渡した。
副市長は、場の設定には何も答えず、要請書を受け取っていた。
同つくらせない市民連絡会は、要請書を読み上げて副市長に手渡し、話し合いをする姿勢を明確化。
ただ、自衛隊基地建設計画への手続きに入ることを、4地区との話し合いの前に了承したことへの不信感を指摘。
自衛隊配備問題は、石垣全体にかかわる問題であることから、話し合いの枠組みを広く市民へ広げることを要請していた。
加えて、いまだに中山市長自身が自ら考える意見を述べていないことを指摘。それを市民は知りたいと、広い意見交換の場を求めている模様。
受け取った副市長は、あくまで16日の大本小学校での要請書の受け取りが、時間の都合上出来なかっただけのことと、他意がないことを述べていた。
(流杉一行)