5月15日午前11時から石垣市役所市長室で「チャレンジデー2018」の記者発表と、対戦相手の大磯町(人口3万1514人:初参加)の中崎久雄町長とのインターネットテレビ会議によるエール交換がおこなわれた。
チャレンジデーは1983年にカナダではじまり、1993年から笹川スポーツ財団が日本でのコーディネーターを担って実施されている。
毎年5月の最終水曜日に実施され、今年は5月30日。自治体と自治体が互いに15分間のスポーツをした人の数を競うもので、人口比でその割合が高い自治体が勝者となるもの。
この日、15分以上のスポーツを実施した人は、報告票に内容を書き込んで、集計箱に投函。午前0時から午後9時までの間にやったスポーツで、集計箱は陸上競技場、屋内練習場、第2野球場、市営プール、川平公園に設置。目標は60%の2万9678人で、金メダルをねらうとのこと。
2014年は27・9%銅メダル、2015年は47・5%銀メダル、2016年は38・2%銀メダルと、金メダルはまた獲ったことがない。
この日は、チャレンジデーラジオ体操が午前6時から陸上競技場ではじまるほか、総合体育館や屋内練習場で様々なイベントを予定。
水曜日という平日にかかわらず、どれだけ参加できるかがポイント。今回石垣市は2年ぶりで、4回目のチャレンジデー参加は書いた。
今回の対戦相手は神奈川県大磯町。歌川広重の東海道53次の8番目の大磯宿の町で有名なところ。初挑戦で、石垣市は4度目。
これまで石垣市の対戦成績は1勝2敗。初出場で秩父市に負け、2回目で人口9万の北上市に勝ち、3回目は北上市にあっさり負けての、今回4度目。
この日、中山中崎両市長はテレビ会議システムで互いに健闘を誓い、対戦後の交流を約束していた。
ユルキャラ「いそべぇ」が控える大磯の市長室に対し、石垣市長はパイーグルのマスコット人形と、そこは一本捕られた格好。
加えて富士山と大磯の海の映る写真を披露して、市長も思わず富士山に見とれてしまったとすれば、なかなかの中崎市長。
石垣市苦戦といったところかも。人口も石垣より少ないので、有利になる。
さて、決戦の日の戦いの行方はいかに。
(流杉一行)