4月25日午後1時半から石垣島地方気象台第2庁舎会議室で平成30年度防災気象情報に関する説明会が開催された。
この日、海保、消防、警察、マスコミ、行政などの八重山の関係機関から担当者が集まって、石垣島地方気象台の防災気象官らが発表する防災気象情報について学習していた。
昨年から同気象台の情報発信が新たになった部分や、一般に知られていない専門用語を解説するなど、災害が起こる可能性があるときに、どのような情報が気象台から出されているかを再確認する機会となっていた。
説明内容は、「防災気象について」「高潮・高波に関する情報」「地震・津波に関する情報」「地震・津波に関する情報」についてで、風によって生まれた小刻みで大きな波も発生場所から離れると、長い周期の大きな波となって、風の無い場所に伝わってゆく「うねり」となり、風がないにもかかわらず海岸沿いに白波や高波が出てくる現象がおこる。
そこでの高波は、平静な波から突如沸き上がるので、危険であること。高波注意報の大事さは、突然にくる波であるだけに、海辺で遊ぶ人には生命にかかわることでもある。
このほか、連日石垣島で実施された訓練を思い出せる地震・津波に関する情報も詳しく解説。防災情報の取得方法に堪能となれる有意義な説明会だった。
(流杉一行)