2月9日から大浜博彦さん(84)の田んぼで田植えがはじまっている。
2月に入って気温が低いまま、雨や曇りの日が続いて、なかなか田植えができなかった大浜さん。
ようやく9日に田植えを6反ほど挙行。10日には9反を田植えして、これから本格的な田植えシーズンに入っていく。
石垣島での田植えは、気温が17度からあがらないと、成育に影響するとされ、水稲農家には気温が重要で、植えた後も順調に日差しがなければ、これも成育に影響する。
この日、田んぼに張られた水が深すぎると、田植機の操作がしずらくなるために、様子を見て、9反ほどやってから様子をみるとのこと。
快調な田植機の音とともに、稲の成育に気遣う大浜さんの稲に込めた思いが田の水面に響き渡るかに、今期の一期作の田植えがはじまっている。
石垣島では崎枝で1月に田植えを開始した人が居て、日本一早い田植えではないが、これより、気温は下がらないと見切った農家から田植えがはじまっていく。
(流杉一行)