1月7日午前9時から石垣市名蔵の石垣島製糖で2017年/2018年期の初荷式がおこなわれた。
冒頭、松林豊社長が挨拶に立ち、おかげさまで収穫見込みは9万トンの見込みが10万トンに修正される勢いがあり、期待している。
今年は良い年になりそうですが、天候が悪いままで、製糖終了日が延びそうなのが残念。できるだけのことをやって、早く今期の製糖が済ませられ、来季へ向けた営農取り組みのスタートに影響なきよう努力したいと述べていた。
このあと安全運転宣言が運転手代表の當間光昇さんからおこなわれ、力づよく宣言された後、権藤晴喜常務取締役の乾杯の音頭で、会場は和やかに式典を締めくくった。
初荷の旗をつけた11トラックに、満載された粗糖が石垣港に向けて出発。石垣港では、アンダンテカンタービレ号への積載の初荷式が沖縄港運によりおこなわれて、清めのあと、次々に粗糖が船に積み込まれていった。
松林社長は、運搬するアンダンテカンタービレ号の甲板に乗り込んで粗糖の船への搬出の様子を見守っていた。
この日、1000トンが積まれ、明日1月8日には500トンが積まれて15時に福岡県関門製糖へ向け輸送され、15日陸揚げされる予定。
一応の原料生産の見込みは91815トン。砂糖の生産見込みは10779トン.
(流杉一行)