2018年の初セリが1月4日午前10時頃から八重山漁協セリ場で行われた。
この日は、ビンチョウマグロなどの水揚げが多く、その作業が終わったタイミングデ初セリセレモニーがおこなわれたため、元来午前9時からの初セリを遅らせて実施。
県漁連会長で八重山漁協の上原亀一組合長の代理で伊良部氏が挨拶に立ち、「昨年末で経営は順調に推移し、1580万の黒字を計上することが出来た」と、実績を報告。
この黒字実績は仲卸ほか漁業関係者の支援、協力の賜物と述べるとともに、漁業をとりまく環境は相変わらず厳しい中、変わらぬ協力や支援をお願いしていた。
このあと、富崎観音の方角に2拍1礼を実施。乾杯の音頭に唱和して、新年の寿ぎを喜び合った。
このあとセリがスタート。最初のアカマチにキロ2000円の値段がついたものの、全体に値は安めで終了。この日の総水揚げ量は887・6キロで、この内のマグロは462・5キロだった。
(流杉一行)