1月3日、石垣市宮良のサッカーパークあかんまで午後0時から小中高校生のサッカー選手を集めた「初蹴り」が行われ、80人を越すサッカー好きの子ども達が、練習や試合に興じていた。
一昨年も新成人が中心になって実施しており、今回は2回目の新成人による初蹴りとなる。後輩らへ指導で、地域貢献をと、新春初練習を実施。練習のための準備も万端に、気持ちのいい汗を掻こうとおこなわれた。
この日は、初めてフットサルの選手らも合流してのもので、サッカーとフットサル合同の「初蹴」ともなった。フットサルの女子選手も加わり、切れのある動きを見せていた。
フットサルには約30人が参加。一試合5分のゲームで人数の揃わないチームには外から補強され、和気藹々の笑顔あふれる楽しい試合が行われていた。
例年、1月2日に八重山高校が八重山高校グラウンドで、八重山高校サッカー部がそのOBとともに初蹴を実施しており、今回は2日に初蹴りを済ませた八重高サッカー部は、この3日にも合流。サッカー一般も隣のピッチで練習試合に興じて、たのしいサッカー三昧の日となっていた。
サッカー関係者によると、石垣島でのサッカー人口は300人ほどで、男子は200人、女子は100人ほどいるとのこと。28チームの少年サッカーチームが有り、8人制のサッカーなため、少なく見ても224人はいて、加えれば500人ほどいることになる。
昨今は、少年野球熱からサッカー熱に移行する傾向があるとのこと。
パブリックビューイングの会場がない石垣島だけに、今後、ワールドカップがはじまると、日テレが放映権を獲得したゲームは地上波では見られないことになる。
そうならないように、見られる施設がほしいものだ。
(流杉一行)