2018年(平成30年)1月1日午前0時、南海山桃林寺臨運良く整理券を入手できた除夜の鐘を打つグループが順番を待つ列は、花園会の面々の鐘打ちを済ませた後、さっそく門の外にも伸びて、人気ぶりを示していた。
本堂の賽銭箱の前では、家族連れで訪れる人の列が、これまた長く伸び、手を合わせてしばらくじっとしている人が、多数見受けられた。
そのあとはおきまりのおみくじ。1回100円。おみくじを手にじっと読みふけって、今年一年を占っていた。
島に起こる最大雑踏がこれかもしれない。
(流杉一行)