第8回石垣島やきもの祭りが大盛況

 12月16日17日の2両日開催される「第8回石垣島やきもの祭り」が午前10時から石垣市民会館中ホールで開催された。開場1時間前から並ぶ人がでて、オープン時は110人が長い行列ができていた。

 八重山で製作に専念してきた焼き物屋が一堂に会して、出展される恒例の焼き物まつりは、年末に定番のイベントで多くの焼き物ファンが開場に足を運んでいた。

 この日のお楽しみBOXは5分であっという間に完売の盛況ぶり。「今年は今までで最高の入りだね」という声が出るほど多くの来場者が会場を埋め尽くしていた。

 今回のステージ展示は酒器をテーマに、各店舗からの盃や徳利などの展示がおこなわれ、腕によりをかけた見事な作品群が並べられていた。買えば数万になる作品も展示され、焼き物屋さんがもつポテンシャルを示す展示になっていた。

 渡辺実行委員長は、「今年は8回目で、互いに刺激しあいながら、和気藹々とやってきている。今回は沖縄本島から八重山ゆかりの人を呼んで出展してもらった。新たな刺激にもなる」と、幅広く焼き物が楽しめる場をつくろうと、今回も様々に工夫されている模様。

 観光客の来島が増え、イベントも桟橋マーケットなど様々に増えて、この日には品がなくなって出展できない業者も出ているほど、島の焼き物への人気は高まっている。

 「どうしてこんなに売れるのか」不思議だという業者もあり、「景気の良さが出ているのかも」という声も聞かれた。

 この日、フェイスブックを見て、会場に来たという女性もおり、多くの人にこのイベントが知られるようになった情報環境も大きいかも。

開場直後から気に入った器を手にして清算する人、物色する人が、ずっと切れない焼き物屋が3・4店舗ほどでており、驚きの盛況さを見せていた。

17日も10時開場。
なお、この日の入場者数は、1340人で昨年の1034人を300人以上オーバー。17日は天候が崩れそうだが、昨年の2日目が約600人いっているだけに、どれだけ伸びるか注目したいところ。
 

(流杉一行)

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