11月16日午前10時からANAコンチネンタルホテル&リゾートの12階トップオブやいまの間で、八重山商工高校野球部で埼玉西武ライオンズからドラフト4位指名を受けた平良海馬くんが埼玉西武ライオンズとの仮契約を無事済ませ、渡辺久信球団本部シニアデレクターとともに記者会見に臨んだ。
契約金は推定で4000万円、年俸も推定で600万円。
(昨年西武4位の鈴木将平外野手は、年俸600万円契約金は4000万円と推定が発表されており、「相場通り」という海馬くんの声から推定)
この日、記者団の質問に昨日よりも落ち着いて答える平良海馬くんは、対戦したい選手を記者に問われてソフトバンクの柳田悠岐選手と対戦したいと答え、
「フルスイングをする柳田選手に力と力で挑みたい」と、投手らしい頼もしい反応を見せ、これからプロ野球選手として挑む思いを吐露していた。
一方、ドラフトの後は、怪我をしないように、寒くなってきたのでウォーミングアップは入念にするようにしていると、しっかりした側面も見せていた。
昨年から平良海馬選手が自己流のウエイトトレーニングで147キロだった速球を、152キロまであげたことについて、記者が渡辺氏にそんなことは普通あるのかと問うと、
「バランスの良いウエイトトレーニングが必要で、ウエイトトレーニングだけでは鍛えられない筋肉もある。そういう意味では、才能がある。楽しみだ」と述べていた。
八重山商工高校と言えば、名物監督の伊志嶺吉盛監督がいたが、中学校時代に監督から教えは受けていないが、野球の道具をもらったことがあるという。
たまたま、出合ってもらったのは、手袋だったという。高校1年の時は伊志嶺監督がいて厳しい練習を体験している。西武からのドラフト4位の声がかかると、さっそく電話で報告したという。
「これからが大切だから、がんばれ」と声をもらったという。
(流杉一行)