リゾート開発で揺れる白保公民館は、10月18日に運営委員会を実施し、11月24日に臨時総会の開催を決定。
日建ハウジングの石垣島白保リゾートホテル(事業主体は石垣島白保ホテル&リゾート)に関して、建設の賛成・反対を明確にする模様。
白保ハーリー組合、白保日曜市、白保魚湧く海保全協議会、NPO法人夏花の4団体で構成される白保リゾートホテル問題連絡協議会は、これまで白保公民館から、内容について聞き取り、問題を整理してほしいと依頼を受け、3度に渡り同ホテル&リゾート側からの説明を受け、問題点を質問してきたが、納得のいく回答がないままとなっていた。
10月18日には、同公民館運営委員会で11月24日に公民館の臨時総会が決まり、その場で同リゾートの問題点も同運営委員会に公表して、24日の公民館総会待ちの状況にあった。
ところが11月6日付けで、公民館の意志が出るのを待たず、開発許可申請を受けた石垣市都市建設課が県へ進達。県が審査に入っていることを同協議会は把握。白保の臨時総会を前にとった行動に驚き、問題の多い開発計画に対して同協議会は、対応策を11月9日に協議し、11月13日には企業側に公開質問状を出す。
そして11月15日には、同協議会主催の集会を実施して、現状を説明後、集まった有志に署名活動を呼びかけた。
12月定例県議会に間に合うよう署名活動で、反対住民があることを開発審査のテーブルに載せるのがねらい。
この日、署名活動のねらいが誓願の場合は、署名者に年齢制限はなく、インターネットでも集められることを集まった聴衆に説明して、できるかぎり多くの署名を集めてほしいと呼びかけていた。
締め切りは11月30日。12月1日が12月県議会事務局に間に合うギリギリの日。
(流杉一行)