八重山地区童話・お話・意見発表大会

 11月3日午後1時から石垣市立新川小学校体育館で八重山地区童話・お話・意見発表大会が開催された。

これは10月28日に与那国島で開催される予定が台風の影響で延期となり、今回、石垣島での開催となったもの。

 この大会は、伝統のPTA主催行事で、小学校低学年の部では童話を、小学校高学年の部ではお話を、中学の部では意見発表を実施。

八重山地区大会として石垣市、竹富町、与那国町の男女各代表が舞台で出て、自由な舞台を展開。体をつかって聞く人に思いを伝えるように、工夫を凝らしたアピールを見せていた。

八重山3地区の代表だけあって、見応えある壇上の演技となっていた。

会場には80人以上の縁者や関係者が集まり、舞台を見守っていた。

 最優秀賞を獲得した人には、沖縄県大会(12月8日開催)への出場権が与えられ、旅費の一部が助成される。

なお、逃した人にも優秀賞が贈られていた。

 最優秀賞は、

男子小学校低学年の部では、竹富町立波照間小学校3年の演題「てんぐとひしゃく」の寺尾紬くんが受賞。

 女子小学校低学年の部では竹富町立黒島小学校3年の演題「ともだちほしいな おおかみくん」の玉代勢ゆなさん。

 男子小学校高学年の部では、石垣市立真喜良小学校6年の演題「笑顔は世界の共通語」の増田健琉くん。

 女子小学校高学年の部では、石垣市立登野城小学校6年の演題「夢の舞台に向かって」の武田結菜さん。

 男子中学校の部では、石垣市立石垣第二中学校3年の演題「『想像力』を持って」の奥平琉斗くん。

 女子中学校の部では、石垣市立白保小学校3年の「地域に貢献できる人として」の世持愛菜さんが受賞していた。

 最優秀賞に輝いた中学男子の奥平琉斗くんは
「最優秀賞に選ばれてうれしいです。支えてくれた先生が研修で島にいないので、早く受賞を伝えたいです」
と述べていた。

また同じく最優秀賞に輝いた中学女子の白保中の世持愛菜さんは
「少し緊張しましたが、自分の考えを伝えることが出来てよかった」
と、舞台での重圧に負けず、表現できたことを喜んでいた。

(流杉一行)

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