9月11日午前9時半から南の美ら花ホテルミヤヒラ(1Fアラマンダ)で小浜公民館への寄付金贈呈式がおこなわれた。これは、現在建設中の小浜公民館を抱える地縁団体小浜公民館へ向け、美ら花グループが創業65周年と地域貢献活動の一貫として寄付するもの。新公民館はすでに竹富町が6月に着工しており、建設事業は町が負担するも、内部設備は地縁団体小浜公民館が担うことになっている。
冒頭、美ら花グループ代表取締役社長の親盛一功氏から小浜公民館長大久英助氏へ寄付金30万円が贈呈された。
挨拶に立った大久公民館長は「現在建設中の公民館の敷地は530平米で、内部施設の充実のために地域や関係各位からご協力を頂いており、今回ミヤヒラ様からご丁重な厚志を頂き住民を代表して心から感謝を申し上げます。内部施設に活用させて頂き、すばらしい公民館にしていきたいと思います」と述べた。
美ら花グループの親盛社長は「美ら花グループは竹富町や小浜島のために、これからの観光を見据えて頑張っていきたいと思っており、心ばかりの気持ちですが使って頂き、今後とも地域のために頑張っていきたいので、ご支援ご協力のほどよろしくお願いします」と、述べていた。
美ら花グループの加屋真島観光開発では、小浜島のそばにある無人島の加屋真島で観光を手がけて33年になり、昨今では教育旅行を展開し、20校1500人余りが参加。また4月から9月の個人向けオプショナルツアーも全国展開しており、シュノーケル、体験ダイビング、キャンピング、星空観察など多彩なメニューが好評を博している。公民館改築を機会に地域貢献に取り組んだもの。
(流杉一行)