合唱団海音(カノン)コンサート

3月11日午後1時から石垣市健康福祉センターいこいの広場で、合唱クラブ海音によるミニコンサートが行われた。20人ほどのギャラリーの前で「流浪の民」「未来へ」「あのすばらしい愛をもう一度」「贈る言葉」「春に」の4曲を整ったハーモニーで熱唱。心地よい歌声が広い会場を包んだ。「合唱団海音は、昨年、小浜島で第九の演奏会に合唱で出場した仲間が結成したクラブで、今年1月から毎週土曜午後7時に大浜信泉記念館で練習を重ねてきたその成果を披露。この日指揮をとったのは、声楽家の仲本博貴氏。昨年の小浜島での第九の時の縁で合唱クラブの支援で、沖縄本島からこの日のために参加。その心意気に乗ってか聴衆は熱心に聞いていた。アンコールに応えた曲は「ふるさと」で、聴取もいっしょに「うさぎ追いし かの山 小鮒釣りし かの川」となつかしい曲を歌っていた。

最期に、是非、合唱クラブの練習風景を見に来てほしいと宣伝。気軽にいっしょに唄いましょうと、クラブの会長、籠谷鑑さんは呼びかけていた。
この日のために来島した仲本さんは「合唱の魅力は、皆でいっしょに唄うこと。一人で唄えない人も、皆で唄うと楽しさが分かる」という。籠谷さんは次回は夏頃にミニコンサートをやりたいと、意欲満々。

(流杉一行)

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