3月5日午後2時から石垣市新栄公園で、「島々を戦場にさせない!全国集会in石垣島」が開催され、集まった約230人が、南西諸島に展開する自衛隊の配備に対して、軍事的な敵対ではなく、政治的に解決させるよう強く訴えていた。
石垣島の自衛隊基地の開所が15日に迫る中、この日すでに車両の搬入を開始する動きが起こって、承諾できないしみんからすれば、事態はなし崩しで進める様相が感じられている。
南西諸島で承諾できない地域住民へ、十分な説明無いまま、基地建設の強行と、住民無視の姿勢をそのままにする防衛省。この国防という重大な事象を、地域住民を置いていく姿勢に、怒りの気持ちを示していた。
自衛隊基地建設反対を粘り強く戦ってきた地元だけでなく、連帯を示す全国からのかけつけた参加者や、地元野党市議会議員、暮らしを守るおばーたちの会など、石垣島に市民の意志を無視して自衛隊配備を推し進める国への姿勢に、怒りをぶつけ、アピール文も全会一致で決議していた。
この日、集まった参加者は、集会後にデモ行進を実施。
おのおの思いをプラカードに示して、市街地の沿道を歩いて市民へアピールしていた。
(流杉一行)