第9回ばすきなよお夏祭り盛況

 8月13日午後5時から石垣市白保の社会福祉法人希望ヶ丘敷地内野外特設ステージで第9回ばすきなよお夏祭りが盛大に開催された。

 毎年、社会福祉法人希望ヶ丘の4施設、ケアハウスばすきなよお、デイサービスゆりヶ浜、ケアプランてふてふの利用者家族および、地域との交流を深め、施設利用者といっしょの時間を過ごせればと、開催されているこの夏祭りは、今年で9回目。昨年は夏祭りを別のイベント開催のために開催せず、今年はその分豪華な出演者で、冒頭の白保子ども会による白保子ども獅子の披露の後、フェスティバルはスタート。IRIS、川門正彦、金城弘美、伊良皆誠、The SAKISIMA meetingの5つの舞台を用意。子ども達の楽しめるキッズコーナーも用意。出店も用意されて、祭りの雰囲気満載。この日、通事クニ子さん(84)と、その家族12人がいっしょに夜祭りを楽しんでいた。「那覇から5人、本土から1人がこの日のために集まりました。これだけ揃うことができたのは、十数年ぶり。来年も皆で集まります。」と、施設を利用する人の家族には、大所帯で楽しむことができるうれしいイベント。白保出身の新良幸人が出るThe SAKISIMAmeetingのステージでは、夜祭りは最高潮に盛り上がり、たのしい時間を施設利用者とその家族や施設入所などを将来に考える人、音楽を楽しむ人など、様々な人が楽しんでいた。

 宮良里博ケアハウスばすきなよお統括施設長は、「地域とのつながりを大切に想い、このイベントを毎年実施しています。」と、利用者とその家族が楽しめる時間を大切に、取り組む夜祭り。来年は10回目の節目で、「来年ももっと喜んでくれる人を呼んで盛り上げたい」と、来年への意欲も見せていた。

(流杉一行)

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