文庫連によるこども読書週間行事

 「子ども達に読書の習慣をつけてあげれば、すばらしい人生が開ける」を基調に、昔話や絵本の読み聞かせに取り組む石垣市文庫連が、5月7日、元やしの実保育園の「子どもホットライン」の一室で、こども読書週間にちなんだ読み聞かせイベント「ばがなつのおはなし会」を実施。石垣市立図書館や各地の保育所で開催を知った親子31人が、この日参集して、たのしいひとときを過ごしていた。八重山に古くから残る昔話の語りや、大型絵本による読み聞かせ、エプロンをステージに物語を展開するエプロンシアター、また黒板サイズのパネルを使ったパネルシアターなどのほか、手遊びを取り入れた歌で子どもと親が参加して歌うコーナーなど、多彩な手段で子どもの関心を引き出す、工夫に満ちた取り組みが満載の文庫連の技を展開。

 牛が鯨になった話、くがにぱななどの地域にまつわる話や、ジャックとマメの木など一般的に知られたものから、大型絵本を使って人気の絵本など、次々に演目は繰り広げられ、会場は終始たのしい雰囲気で、有意義な時間を過ごしていた。
 
(流杉一行)

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