日本最南端の地に五輪聖火のリレー繋ぐ

 東京2020五輪の聖火リレーが沖縄県でスタート。

 八重山では、唯一の沿道での声援ができる聖火リレーが実施された。

 5月1日、午後1時10分、石垣市の中心街にある730交差点の市役所通り側を出発点とする聖火リレーがスタート。

 第1走者は、全盲の視覚障がい者の平良常さんで、伴走者の増川育代さんとともに、市役所までの100mを、聖火を掲げながら駆けた。

 沿道には多くの市民が集まり、平良さんの様子を見守っていた。人だかりの中では、赤いTシャツの伴ネットやいま(伴走グループ)の仲間が多数集まり、太鼓の音を鳴らしながら平良常さんを励ましつつ、いっしょに移動して、声援があがっていた。スタートから、沿道からは大きな盛り上がりが感じられた。

 第2走者の安里隆さんが沿道に現れ、聖火の炎が、安里さんのトーチに受け渡されると、沿道からは再び大きな拍手が巻き起こっていた。

 このあと、大久禮さん、與儀儀一さん、前川寛治さん、前田智奈さん、池田卓さん、比嘉沙織さん、宮澤隆之さん、松尾泰介さん、漢那邦洋さん、東大田政三さん、知花園子さん、11名に聖火の炎が受け継がれた。
 

 舟蔵公園前では、この日の最終トーチランナーの具志堅用高さんが、知念園子さんから炎を受け継ぐと、そのまま舟蔵公園内の会場にゆっくりと駆けて行き、観衆が集まる中をトーチを手に進んでいった。

 この日、三密を避け、入場制限をする会場ながらも、あらかじめロープで設定されたランニングコースの両サイドに大勢の観衆が集まって、最終ランナーの到着を待っていた。

 そこに石垣島での最終ランナー、具志堅用高さんがゆっくりと登場し、やがてステージの上がって、石垣島での聖火リレーが無事終了できたことを、集まった人々に報告していた。

 具志堅さんは、「たくさんの方々にお集まりいただき、本当にありがとうございます。無事、聖火を日本の最南端の石垣島につなぐことができました。皆さんのお陰です。ありがとうございました」
 と、大きな声で力づよく、宣言するように聖火を掲げて、叫んでいた。
 

 (流杉一行)
 

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