石垣港が「みなとオアシス」に県内5番目に認定

 7月16日の海の日、2018石垣港みなとまつりがユーグレナ石垣港離島ターミナルおよび旧離島桟橋周辺で開催された。

「ふれあいプール」や「もずく流し」のほか、ヨットなどの体験試乗や海保巡視船の体験航海などのイベントのほか、みなとの夕べと題して、旧離島桟橋でエイサー、フラダンス、カラーガード、タヒチダンスや、リカトゥモール、ミヤギマモルなどの歌手のコンサートや、デンサ節、小浜節、どぅなんすんかに、とぅばらーまなど、八重山民謡の共演もおこなわれて、会場はおおいに盛り上がっていた。

 この日は、午後4時頃、みなとオアシス登録証の交付式もおこなわれ、中島靖内閣府沖縄総合事務局の開発建設部長から、中山義隆石垣市長へ登録証が手渡されていた。

 全国で117か所目、県内では5か所目となる「みなとオアシス」は、港が持つ人の運搬や物流だけに限らず、人が憩える空間を創出することを念頭につくられた制度。この登録により、住民参加型の地域活性化のイベントに対し、国から支援が受けられることになる。

 中山石垣市長は、登録証の交付の後、挨拶に立ち「みなとを中心とした街づくりを促進するために、各施設での適正な情報のもとに、各施設での円滑な移動支援や、年間を通じて実施されるイベントを通して、市民や観光客に親しみを感じられるみなとづくりを進めるとともに、背後地である商店街との連携を図り、新たなイベント、通り施設、休憩施設などの整備を進めて、観光施設としての価値を高め、地域活性化をさらに促していきたい」と述べていた。
 

 
 (流杉一行)
 
 
                   
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