石垣島トライアスロン開会式

 4月14日午後4時より石垣市民会館大ホールで石垣島トライアスロン2018の開会式がおこなわれ、この日3時からはじまった競技説明会に集まった参加者が引き続き行われた開会式を見守った。

 冒頭、実行委員長のJTU森理事から開会の辞が有り、大会名誉会長の中山石垣市長が挨拶に立ち、

「今回は新しい体制となって4回目となります。全国のアスリートの皆様に満足して頂けるよう、美しい海、山々、空を背景に走り抜けるコース、沿道の声援を感じられるよう、メインストリートをコースに入れました。日頃、鍛えた技・体を存分に発揮して頂いて、自己の限界に挑戦して頂いて、オリンピック規格のショートディスタンスのトライアスロンを楽しんで頂きたいと思います」
と述べていた。

 このあと岩城光英JTU会長が挨拶に立ち、自身が今も年に4・5回レースに出ていることに触れながら、明日からエージランキングがスタートしますと述べ、最高齢者83歳を紹介しながら全国からの参加者が集う大会の開会を喜んでいた。

 このあと功労者表彰が行われ、1996年からはじまった石垣島トライアスロンを支えてくれた故水畑宏之氏へ功労表彰がおこなわれ、代理で岩城氏が受け取っていた。

 次に、昨年の大会で八重山から出場した人でもっとも良い記録の小山豊選手と江村彩選手から選手宣誓がおこなわれて、明日の競技に向けた出場者の気持ちを大いに引き締めていた。

 このあと、ガレッジパーリーチームのビデオや八重山商工高校郷土芸能部により演舞が披露され、競技説明会のあと、会場を去った人も、また続々戻って、高校生の演舞に見とれるなどしていた。

 明日、午前8時に南ぬ浜ビーチでスイムスタートからはじまり、1156人が汗を流す。

エイジの部には955人が、リレーの部には67組が参加。外国からも台湾5名、フランス4名、アメリカ3名、オーストラリア1名が参加。聴覚障害もつアスリートも9人が挑戦する。

個々人、それぞれも思いで駆け抜ける石垣島トライアスロンは、まもなく島を熱気で燃え上がらせる。

(流杉一行)

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