4月7日午前9時からJAファーマーズゆらてぃく市場で7周年記念感謝祭のオープニングセレモニーが行われ、東山盛一氏が挨拶に立ち、「平成23年4月から4月9日で7周年を迎えます。これまでのご愛顧に対し感謝祭を実施することになり、7日・8日の二日間、感謝の気持ちで様々なイベントを実施します。」と述べた。
JAおきなわ八重山支店本部長の山城隆則氏から「11ある県内のファーマーズの6番目にできたゆらてぃく市場は地産地消の店として、八重山では認知度も高く、この冬場には多くの野菜が揃うことで人気を博しています。これからまたパイン・マンゴーの季節もやってきます。是非とも本島・本土の知人への贈り物に活用頂きたい」と、さらなる活用を願っていた。
このあと、子ども達によるエイサーの披露が行われて、オープニングセレモニーは賑やかに行われ、買い物客も続々店頭に足を運んでいた。
特価販売として西表産のミルキーサマー2キロが、通常価格1000円を770円で販売されたほか、1500円以上の買い物客の先着30名の地元の野菜の詰め合わせがプレゼントされた。(8日にもある)
午前11時半からは、牛汁が一杯500円でふるまわれたほか、2000円以上の買い物客に抽選券が渡され、ガラガラポン抽選会がおこなわれていた。一等賞は石垣島産ひとめぼれ一年分(50キロ)、二等賞は、生産者会提供の石垣牛、3等賞はフルーツセットなど六等賞まで当たるという抽選会で、特別賞もあり生産者会賞として旅行券がもらえるとあって大好評。2000円の焼き肉パックや3500円の180グラムのサーロインステーキ、1500円の石垣牛切り落とし300グラムは、10時から販売されると約2時間で完売。このほか11時半からの牛汁のコーナーには、店内レシート持参者が牛汁を列をなして買い求め、大いに賑わっていた。
午後3時から5時にはたまねぎ、にんじん、じゃがいもの詰め放題も7・8日両日実施される。
4月8日には、島野菜をつかった料理の試食会や苗の配布も予定されている。子ども達に風船のプレゼントもあるほか、マスコットのゆんたくんにじゃんけんで勝った子どもにはプレゼント進呈。感謝祭は大いに盛り上がっていた。
平成23年当時、家庭菜園から出発を夢見る生産者が続々集まって、初年度は3億円を売り上げた。今、7周年を迎えて6億6000万と2倍以上に売り上げは伸び。生産者の腕も上がり、朝とれの新鮮野菜が手に出来るとあって、大好評。
地産地消が伸びるのは、地元にお金が落ちることでもあり、島にとってはもっとも大事な経済効果を生み出す、島繁栄の大原則。この日も、多くの買い物客で、店内は大いに賑わっていた。
JAゆらてぃく市場が7周年感謝祭
(流杉一行)