第3回第二次竹富町海洋基本計画策定委員会開催

 2月28日午後1時から竹富町役場2階会議室で第3回目となる第二次竹富町海洋基本計画策定委員会が開催され、学識経験者4名や国の行政機関からも加わる16名の委員が同海洋基本計画案を審議した。

 同計画は、4月に最終確定をめざして、町長への答申をしたあとは、6月議会への上程をめざしている。

 この日、委員会は土屋誠琉球大学名誉教授により議事が進行され、前回の議事を確認して作業部会と事務局との付託内容を確認し、町内で実施された地域協議会の概要を紹介。

意見を反映するなど、織り込むものが盛られた第二次竹富町海洋基本計画案が事務局から出されて、各委員から細かに意見が出されていた。

 さて世界遺産登録が近い竹富町にとって、見込まれる観光客の増加に、自然を保護する取り組みの遅れが指摘されている。

この委員会が海洋の計画の策定でありながらも、陸域からの影響も重んじており、海洋基本計画に、自然保護の観点や、エコツアーのガイド登録など、関係する内容も大いに盛り込まれていた。

専門領域が違いながらも、どこか委員らにも力が入る審議となっていた。

(流杉一行)

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