2月15日午前10時から八重山署の署長室で与那嶺一文署長と中山義隆石垣市長と西大舛高旬の3者が「重要凶悪事件等の発生時における防災行政無線の活用に関する覚書」の締結式を実施。
この覚え書きにある「重要凶悪事件」とは、殺人、強盗、放火、強制性交又は強制わいせつ事件で住民等の生命、身体に重要な危機をおよぼすおそれのある犯罪や、その外、緊急に周知が必要な事件事故、行方不明などを指すもの。
ただ、事件の内容を吟味して、住民の不安を煽ることのないよう、緊急性を重視してその都度、防災無線を使うか否かを決める模様。
今回、5日に真栄里で発生したような残忍性のある凶悪な殺人事件が今後起きてくれば、防災無線で周知を図ることになるとのこと。それが周知されることで、不審者の目撃情報も集まりやすくなる。
防災無線による凶悪事件周知は、全国的にも普及しており、今回の締結はその一貫のもの。事件がきっかけで締結となったわけではないとのこと。
(流杉一行)