12月12日午後12時25分から八重山商工高校視聴覚室で楽天ＩＴ学校甲子園校内選抜が実施された。

これは同校商業科情報ビジネスコースの授業の一貫で、株式会社楽天が全国60校の高校で展開するＣＳＲ活動に選抜されての「楽天ＩＴ学校」2年目の授業。（楽天から選抜されると2年連続で実施となる）

　昨年は、南の美ら花ホテルミヤヒラのコンテンツづくりに取り組み、残念ながら甲子園では予選敗退となった。

今回は、新川の舟蔵に4月オープンしたグランヴィリオリゾート石垣島のコンテンツ作りに挑戦。

同校情報ビジネスコースの生徒が6グループに分かれてコンテンツを競い、第一位になれば来年1月20日開催の東京での楽天IT学校甲子園に出場できるというもの。

　各グループが約半年の間、ＩＴを駆使して情報を得ながら、様々に自主的に取り組みを継続し、ＩＴ商品づくりを達成。この日、その商品およびその商品アピールを競った。

　チームPOTOKAは「女子旅・母娘におすすめ　自分へのご褒美プラン（女性に嬉しいエステ割引）４つの南国特典付き」。

チーム酢CONBUは「飲み過ぎ注意　呑んでも石垣島を堪能できる泡盛と石垣島とわたし　愛する酒の旅」。

チームゆいまーるは、「高校生手作りマップ　石垣島・竹冨島友情旅　嬉しい特典付き」。

チームハイサイは、「男性必見！　友と思い出をグラスに注いで　琉球ガラス作り体験　泡盛プレゼントで最高の思い出を」。

チームSWANGは、「女性おすすめ　ビューティー＆フォト旅プラン　2泊以上でスペシャル特典付き　身も心もウチナー美人に」。

チーム２２は、「大人の修学旅行　沖縄ならではの琉装体験で二人だけの特別な時間をおもてなし（朝食付き）」。

チームCONBUは、「カップル限定プラン　2人で過ごす美ら島タイム　お揃いの特典で一生ものに　スペシャルディナー付き」。

と、6チームのプレゼンが展開。審査員の照屋亮楽天ECコンサルタント、グランヴィリオリゾートの予約の石地由貴代チーフと同宿泊の浅野雄矢チーフ、八重山商工高校教頭先生と同校担当教諭の末吉昇一先生の5名で審査が行われ、サラリーマンの上司と部下役の掛け合いで劇風にプレゼンしたチーム酢CONBUが第一位に輝き、東京行きの切符を手に入れた。

　第一位となった酢CONVの與那覇星夜くんは、「東京行く不安はありますが、とにかくうれしいです。劇風にプレゼンした方が見る人がイメージしやすいのではないかと・・・・普通でやるよりもいいのではないかと思い、一ヶ月前から練習してやりました。東京ではトップめざして頑張りたい」と述べていた。(写真は右から我喜屋貴哉くん、與那覇星夜くん、入松田大志くん、米盛翔矢くん)

（流杉一行）