舞台で上原地区を笑顔に

12月9日、19時より西表中野わいわいホールにて上原青年会による芸能発表会が催され、青年会の舞台が地域住民・観光客らを楽しませた。

本発表会は37回目。200人を超える地域住民が席を埋め尽くしていた。

デンサー節、鳩間節に続く舞踊、満月太鼓囃子、エイサーなどのほか、青年会の芸能発表会ではめずらしい合唱を含めたのプログラム。
前年度から引き続き2度目の合唱では「ユア・マイ・サンシャイン」と、船浦中学校60周年記念祝賀会で披露した「あなたに」は中学生も交えて歌った。指導者の庄山良子さんは「練習では毎回全員集まることは難しいが、皆さんとても楽しそうに歌うのでこちらも楽しくなります」と練習の様子を語った。

毎年会場に爆笑の嵐を巻き起こしてる塩澤洋さんの余興は本人の青年会引退のため本発表会をもって最後。今回は「そして伝説へ」と題して、魔王の城に挑む7人の勇者を演じるコントを崎枝啓太郎さんと披露。個性派ぞろいの勇者が登場するたびに会場が沸いた。

観光で島外から来た男性は本芸能発表会の感想について「何度も泣きそうになった。エイサーと合唱のときには思わず涙が出た」と笑って語っていた。


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