船浦中、還暦のお祝い

11月26日、竹富町立船浦中学校の創立60周年を記念して式典と祝賀会が開催され、会場である学校体育館に地域住民らが集まった。

式典で60周年記念事業期成会会長の冨里保雄氏は「わが母校には三大行事(西表横断、テドー登山、浦内川筏下り)があるが、中でも炭焼き行事は全国的にも稀な素晴らしい体験学習だと思います。この炭焼きが末永く継承されることを願い記念誌は『たんがま(炭窯)』と命名しました」とあいさつの中で記念誌の発刊について述べていた。
また生徒会長の竹内崇馬さんは「創立60周年の節目に在学していることに誇りと責任を感じています。これからも生徒一丸となって船浦中学校の文化と伝統を受け継いでいくことを誓います」と伝統の継承に意欲的なあいさつをしていた。

その後、行われた祝賀会では生徒全員が活躍を見せた。

上原地区のデンサー節、船浦口説。吹奏楽、合唱を披露。全校生徒15人全員が一丸となって観客を楽しませていた。
中でも合唱はPTA、青年会にも協力を仰いだ初の試みで、その歌声に目を潤ませる人もいた。
この合唱は12月9日に行われる青年会の芸能発表会でも披露される予定。

祝賀会は、八重山内外で活躍する卒業生の池田卓氏のカチャーシーで締めくくられ、人々は満足した表情で会場を後にしていた。

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