11月15日午前11時、県立八重山商工高校に埼玉西武ライオンズの球団本部シニアディレクターの渡辺久信氏と同本部編成部の前田俊郎部長、同本部編成部(育成・アマチュア担当)の高山久氏が来訪。
出迎えたのは八重山商工高校野球部監督の末吉昇一氏で、校長室に入り、授業中なので、平良くんが来るのはもうしばらく後と説明。その後、新城英一校長が挨拶。
間もなく平良君は校長室に入り、西武球団からの3人と挨拶を交わして、談笑していた。
契約は明日実施する予定で、契約前の挨拶が3氏の目的の模様。
この日、平良君は、「実際に西武の人に会えて、プロ野球に行くんだなという気持ちが出てきて、まだ時間があるので、しっかり練習しようと思った。球団の人に実際会えてうれしかった。
朝から晩まで野球が出来る環境があると渡辺さんにいわれ、努力すれば力がつくといわれ、しっかり練習しようと思った。長く活躍できる選手になりたい。」と述べていた。
そして、最後に「これまでたくさんの人にお世話になってきているので、プロ野球で活躍して、その恩返しがしたいです」と平良くんは述べていた。
渡辺久信球団本部シニアディレクターは、
「タマの強さ、馬力、投げるだけではなく、ピッチャーが必要とするセンスというか、フィールディングであったり、牽制であったりが、総合的な部分で高い評価をしていた。
夏の大会を最初に見て、負けた試合だったのですが、ポテンシャルが高校生にしてはすばらしいと感じた。」の述べ、
また直にあっての印象としては「意外としっかり、思っていることを話せるなと思った。」
加えて渡辺氏は「選手を育成して、育てていくのが、われわれの特長で、まずは2軍で、基礎から体幹を鍛えて、しっかりコンデショニングも勉強して、鍛えてほしい。将来は、ローテーションにはいれる投手になれると思います。」と述べていた。
写真は、監督からの色紙が届けられ、それと渡辺久信氏と握手をする平良海馬くん。
(流杉一行)