登野城保育所でカジマヤーヌヨイ

8月25日、登野城保育所にて平田スミさん(97歳)のカジマヤー祝いが行われた。
スミばぁちゃんは、大正10年8月25日生まれ、今日で97歳。波照間島出身で、幼いときに父を亡くし、戦時中、疎開先の西表島にて母と姉をマラリアで失い2人の弟たちと何とか生き延び、その後も農業やカツオ工場などいろいろな仕事を何でもしてきた苦労人。
今では4人の子どもと6人の孫、12人の曾孫に恵まれ、穏やかに過ごしている。

息子の平田正明さん曰く、スミばぁちゃんはパレードは恥ずかしいから嫌だとのこと、それでもお祝いはしたいので、孫たちの通う保育所や幼稚園で子どもたちにも伝統的なお祝い行事を見せてあげられたらよいなぁ・・・とのこと。
曾孫の優杏(ゆあ)ちゃんとも顔を合せてご挨拶。

お祝いは、まず保育所の皆でスミばぁちゃんに元気にお祝いの挨拶。つづいて、この日のために皆で練習してきた音楽に合わせた踊りを披露すると、スミばぁちゃんも目を細めてにっこりと笑顔に。子どもたちの全ての出し物が終わると、スミばぁちゃんからカジマヤー(かざぐるま)のプレゼント。代表で受け取った凜太郎くんは沢山の記者に囲まれて少し緊張気味。

お祝いの様子の動画は以下より。

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