8月24日、離島甲子園決勝が午前9時半から石垣市中央運動公園野球場で行われ、11時過ぎ頃に宮古が1対0で石垣島選抜を破り優勝を決めた。昨年に続く2連覇を達成で、大会初の連覇を記録。
戦いは、宮古島アララガマボーイズが石垣島選抜の初回の砂川羅杏投手の立ち上がりを巧みに攻めた。ボール先行気味の調整の必要な折を見て、2番の野原選手がレフト方向へ3ベースヒットを決めた。3番バッターの花城選手がピッチャーゴロを打つ間、3塁ランナーがホームインして、1点を奪取。これが決勝点となった。石垣島選抜は再三にわたり得点圏にランナーを送るも、大事なところで決まらず、結局、初回の1点に泣くこととなった。
表彰式では、大会の開幕と同様に選手が集合。優勝の宮古島アララガマボーイズが賞状と優勝旗、そしてメダルを授与されていた。第2位は石垣島選抜で、3位は南種子中学と屋久島中学校。大会MV`Pは宮古アララガマボーイズのピッチャー花城琉伊君が獲得。ベストバッテリー賞には、南種子中学校のバッテリーに。また村田兆治氏から石垣島選抜の砂川羅杏君に特別賞が贈られた。
砂川羅杏君に、村田氏は「選手宣誓シーンから決勝戦まで、この大会をもりたててくれた」と述べ、砂川君の活躍を評価していた。
(流杉一行)