今年最初のお目見え「台風3号」

 7月2日午前9時ころに石垣島の南方で熱帯低気圧が台風3号になり、今年最初の最接近台風が発生。その後、北上して3日0時頃、台風3号が八重山地方に風雨をもたらして、あっという間に北に洋上に去って行った。風が強まったのも2日深夜11時頃で規模も990ヘクトパスカルときわめて弱い台風。昨年には台風が来なかったことから、木々の枝葉は伸びに伸びて、これぐらいの風でも道路に木っ端や葉くずが散乱。石垣市消防本部に届いた被害は、テントが飛ばされてガラスにひびが入った程度。ほとんど被害がない。

 航空便には影響はなく、海の方は複雑。安永観光および八重山観光フェリーでは、竹富島行きは9時から通常運航。黒島行きは9時30分から通常運航。大原行きは9時40分から通常運航。小浜島行きは9時10分から通常運航。安永観光の鳩間行きと波照間行きは最終便が未定で、ほか全便欠航。八重山観光フェリーの上原行きが13時30分以降が未定で他は欠航。<3日午前10時現在>

台風3号通過後の石垣市内(7月3日午前10時頃)

 那覇航路は、琉球海運の3日到着予定の優昭丸は欠航。明日入港予定のニライカナイは未定。南西海運と崎原海運は4日到着予定の船は予定通りとのこと。<3日午前10時現在>

(流杉一行)

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