EKUBO TOWN2017in石垣島

 6月24日午前11時から午後3時の4時間、沖縄県石垣青少年の家でEKUBO TOWN2017in石垣島が開催された。

 乳幼児を抱える母親の支援を目的に活動する「NPO法人たいようのえくぼ」が住友生命未来大賞と文部科学大臣賞を受賞した記念に、その受賞の副賞を利用して、はじめて石垣島でのイベントを実施。石垣青少年の家の体育館は大勢の親子ずれで賑わっていた。

 乳幼児を抱える母親が、外出もままならず次第に孤立しやすくなり、子育てに関する情報にも、届かなくなる傾向があることから、その支援に取り組んで7年目のこのNPO組織は、母親の口コミネットワークでつながりながら、注目を集めている。現在、年3回の会誌を発行(2万1000部)して、様々なイベントを開催し、乳幼児を抱える家族を支えている。この日、沖縄本島からスタッフ18名とその子ども達16人が来島。石垣市子どもセンターの職員4人に、島の一般ボランティア8人が加わり、沖縄子どもの国科学実験ワークショップ、ぴかぴか王冠ワークショップ、アロマ石けんづくり、サンゴにやさしい日焼け止めなど、様々なコーナーを展開。会場には口コミで集まった親子ずれが一日楽しい時間を過ごしていた。子ども達が手作りの品を販売するおやこいちばや、牛乳パックでつくるバッグのコーナーもあり、英語の読み聞かせやラジヨガ体操など、多彩な演目が組まれていた。

(流杉一行)

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