5月21日午後1時から石垣市民市民会館中ホールで日本咬合学会による一般市民向けの公開講座とシンポジュウムが開催され、約170人を越す市民が視聴した。「身体の健康と若返り 健康長寿・脳の若返り」と題して、武蔵野大学院教授でホンマデッカTVでお馴染みの澤口俊之氏と横浜クリニック院長の青木晃氏と大阪大学名誉教授の丸山剛郎氏の3人が講演を実施。澤口氏は「健康長寿と若返りは元気な脳から」、青山氏は「若返りの食と生活」、丸山氏は「健康長寿と若返りは良いかみ合わせから」で、講演を前に丸山氏がデモンストレーションを実施。肩こりを持つ人3名をステージに上げ、それぞれの望む改善したい症例を顎のかみ合わせで、判断。かみ合わせを矯正すると、直後からバランスの悪さが改善されのを、会場にいる聴衆が見て驚きの声を上げていた。
あごのかみ合わせを治すことで、頭痛、首こり、肩こり、腰痛、膝痛、40肩、50肩、疲れ、不眠、生理痛、キレやすい、集中力がない、顔のゆがみ、ものわすれ、不眠、猫背、無気力、うつ、などの症状が治る説明に、聴衆は一層の関心を示していた。
澤口氏は、脳は大量の血液の流れが必要で、ゆがみの矯正の施術により、血液が正常に流れて、脳の活性が戻ったこと、精神疾患まで正常に戻ったことを報告。アンチエイジングに取り組む青木氏は、摂取する油を食用油を辞めて、ココナツオイルを推奨。糖分はがん細胞に栄養を送るようなもので、糖分の制御を徹底する必要性を述べていた。
丸山氏の講演のあとは、3人が加わってシンポジュウムを開催。その出演者と丸山氏との接点からはじまり、互いの交流ぶりからあごのかみ合わせがもたらす病の実態と、その施術後の奇跡にもみえる改善ぶりを話していた。
(流杉一行)