水難救助功労者への感謝状贈呈式

 4月18日午後4時50分から市役所市長室で3月28日に人命救助で中学生3名の命を救ったマリンサービススタッフ2名に、石垣市が感謝状を贈呈した。

 感謝状を贈られたのは、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートのマリンスタッフ小島葉子氏と松浦七海氏。

 中山義隆市長は、救出された3名が中学校に入学できたのは皆さんが迅速に対応してくれたからで、もし遅れていたなら親族の落胆は計り知れないと二人の功績を讃えていた。

 事件発覚の最初は通報からで、当初2人不明の連絡を受けて、どこでどのグループかもわからないまま捜索。水上スキーで洋上を探索して、海で浮いている2人を発見。水上スキーで2名を陸まで連れ、小島さんが2人に付き添い、もうひとりの不明が分かり水上スキーで松浦氏が単独で継続探索。最後の一人は発見した当初、水を呑んでおり、危なかったとのこと。

  間に合えば、浮いていてくれる。間に合わなければ浮いて居らず、その境目を考えると現場急行のシステムを持つことの大切さを痛感させられる。緊張感あっての人命救命の成就である。

(流杉一行)

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