4月17日午前11時から石垣市役所市長室を訪れた平良八重子さんと与那国光子さんは、4月10日から13日の日程で埼玉県白岡市を訪問して、市長および教育長のメッセージを白岡市長や白岡教育長へ手渡して、交流促進に貢献してきたことを報告。社会福祉協議会や農園など、地域振興の取り組みも見学。遠隔地での地域振興を学ぶ観点もあり、活動の内容を報告していた。平良八重子さんは、将来的には、子ども達の交流事業に発展させたいとのこと。遠隔地との子ども達の交流を通して、ふるさとの良さや、交流先での体験学習がもたらす子ども達の知的刺激、あるいは友情など、互いに絆を深めることで生まれてくるものが、やがて地域振興に生きてくるとの想いがある。
「埼玉県の形が石垣市に似ていて、同県内の白岡市の位置が、どこか石垣市の伊原間の位置に似ている」という親近感が白岡市側にあるとも。
そもそも、この白岡市との関係は、毎年伊原間ハーリーに訪れていた白岡市の清水夫妻がきっかけで、互いの地区が交流できればという発想ではじまったもの。伊原間で活性化している地域振興の機運から生まれてきており、そこにパワフルな与那国光子さんが支援に入った格好。バイタリィティー溢れるウーマンパワーの活動に期待が集まる。
(流杉一行)