4月3日、午前9時から中央運動公園野球場でJTA旗先島地区学童軟式野球交流大会の決勝戦が行われ、真喜良サンウェーブと少年荒鷲野球団が対戦。4対1で少年荒鷲野球団が勝利。これにより、荒鷲は今年8月に徳島で開催される学童野球の全国大会、「阿波踊りカップ全国学童軟式野球大会2017」に派遣される。
荒鷲は、新城投手の立ち上がりを攻め、1塁2塁のチャンスに、捕手のキャッチミスを突いて盗塁を決め、2・3累と走者を進めたあと、一塁ゴロで一人が生還。先取点を挙げた。次の打者がスクイズを決めると動転したセカンドが一塁に投げられず内野安打に。この回2点をもぎ取った。
2点を先取した荒鷲は、その後も攻勢を見せ、ついにランナーを一人置いて、大舛凌央選手がセンターオーバーで、ランニングホームランを決め2点を追加。引き離した。打撃の猛者が居並ぶサンウエーブは1点止まりで、ヒットは生まれても、つながらず、残塁が積み上がっていった。
荒鷲のピッチャー大舛は終始冷静にピッチング。フォロースルーの少ない投法はタイミングが取りにくいのか、強打者揃いサンウエーブのバットは安打してもつながらず、得点にならなかった。大舛の投げてはピッチャーゴロ、ピッチャーライナーで仕留め、ゴロを多く打たせて、守備陣もきっちりアウトに抑えた。大舛投手は牽制球でもアウトをとるなど、冷静そのもの。打者としては、2・3塁でファーストゴロで確実に1打点を取り、またランニングホームランで2打点で、計3打点の大活躍。この日、殊勲賞を受賞した。
(流杉一行)