モズク漁スタート

 3月17日からモズク漁がスタートしている。昨年は不漁で市況でのモズク製品が不足気味の中、例年より一ヶ月早いモズク漁のスタートとなった。

 朝早くから収穫に出発して昼頃に収穫してくるモズク漁師らは、加工工場のそばで水揚げしていく。今は、まだ細いモズクで太さが足りないが、市況の不足を補うために、仕入れ業者には原料のモズク入手が最優先。昨年の冬場の1月末の寒冷期の、雪もあったと噂された寒さが祟ったモズク漁。今季は、寒さもそれほどでもないが、日照は曇りも多く微妙で、早い収穫が豊漁ゆえとはいえないが、昨年ほどきびしくはなさそう。与那嶺課長も「豊漁かどうかは、まだわからない」と、慎重だ。

(流杉一行)

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