3月18日午後6時から日航ホテル八重山で八重山ライオンズクラブ結成55周年記念式典が開催された。この日、和泉用充大会会長が挨拶に立ち、55周年の契機に更なる躍進に努め、会員相互の友情を深め、先人の築いた業績を汚すことなく精進し、国際的な視野に立つ奉仕団体として会員一丸となって頑張っていきたいと述べていた。
石垣市長中山義隆氏などの祝辞の後、結成55周年記念事業は発表され、マングローブの夜景を望む東屋に太陽光発電を設置することや、車いす6台を施設射贈呈。また臓器移植推進記念講演の開催と、3つの取り組みを発表していた。
この日、この記念行事に岡崎南、台湾の基隆、玉名、札幌、岡崎クエスト、大阪桜之宮、東京八王子ほか、8地区の本土からのライオンズクラブと沖縄本島および宮古から10地区のライオンズクラブの会員が参集。地元が加わり約250人が会場でこの記念式典を盛り上げ、交友を温めていた。
1962年3月16日に結成された八重山ライオンズクラブは、南西航空が発足する前から結成され、空の足がまだ不安定な時代から、島の将来像を描く有志で結成。奉仕活動に取り組んできた。見えないところで取り組まれる奉仕活動だが、その連携を生み出す団体の存在は、気付き難いだけに、貴重なのがうかがえる。
(流杉一行)